中川家の寄席(新宿末広亭)

2丁拳銃をゲストに迎えて、漫才は「犬を探す」「引越し」の2本。中川家の漫才はテレビよりも舞台の方が2000倍面白いのはおもに尺の問題と思っていたが、もうひとつの大きな要因として「ホームレスネタの有無」に気づく。大阪西成はもちろん、最近は浅草花月の出番増えたせいか、浅草場外馬券場のレパートリーも急増中。礼二の「手のひらの60円をじっと見つめる家なき人」は最高だ。吉本が浅草に進出したことに初めて感謝する。中川家なのにホームレスとはこれいかに。書くものを持ってないのにルンペンのごとし。寄席万歳。(文章の収拾がつかない時は「万歳」で終わる自分の癖も発見)
追記 たまたま見かけた西成ロックフェスの記事、いい話だなと思った。