刑務所のレクリエーションで「バスケがしたいです」

仕事が片付く。読書に励む。人から借りた井上雄彦『リアル』を読む。
おそらくほとんどの人は井上雄彦=『カメレオンジェイル』と思っているだろうけど、これ滅茶苦茶面白いよ!
今までマンガは青木雄二福本伸行の作品しか読んだことがない私にとって、この画力は驚異そのもの。
貸してくれた者によれば、5巻ではセリフと擬音がないバスケの試合シーンに突入し、6巻は1冊まるまる使って宝蔵院胤舜と槍で打ち合うらしい。うわー早く読みてえ。

SWITCHでは”『スラムダンク』最終話から10日後のストーリー”特集。カラーグラビアをふんだんに使ってるわりに情報量は赤川次郎の小説半ページ程度だ。
それよりも井上雄彦のインタビューがすごい。「『スラムダンク』が1億冊突破したので、これはお礼として全国紙に感謝の広告を載せなければなと」。売れてるマンガ家は言うことが違うわ。近鉄の吉井みたいな顔して。