スギ森林地帯に爆弾投下命令

「今春、人生で初めて花粉症に見舞われた石原都知事が花粉症対策を発案。来年度予算にはスギ伐採に27億円を投じる方針」(日経WOMAN)
これほど石原慎太郎を分かりやすく伝える出来事は後にも先にもきっとないだろう。というか世間が半分想像で抱いていた「自分に火の粉・花の粉がかかるとすぐ怒るオジサン」という石原慎太郎観と寸分の狂いもなくていいのか。もし都知事が中国産のお米を食べてお腹を壊した時は……多分、海峡を越える軍の先頭には軍服を着た都知事が屹然と立っていて、スギ伐採で活躍したマイ・チェーンソーを振り回しているに違いない。

そして僕らの世代の石原兄弟といえば、もちろんF-BLOOD。先日『はなまるマーケット』にゲスト出演した時、思わずテレビの前でガッツポーズをとったのだが、トークは実にフヌケな内容に。唯一そそる発言は「今リンゴ酢にハマってるんだよね。酢は体にいいし、あとリンゴが入ってるからジュースみたいじゃん?」ぐらいだった。
しかしそこはフミART御大。先日、山手線で見かけた九州観光推進機構の広告ではものすごい仕事をしていた。筆舌尽くすとはこのこと。どこに行けば見れるか分からないので、下関でこれを読んでる人も九州に行くヒマあったら上京して山手線に乗ってください。