ダイナマイト関西2006 ルミネ予選２（ルミネtheよしもと）

大喜利オープントーナメント2日目。準決勝にはバナナマンの両名、次長課長・井上、キングオブコメディ・高橋と、吉本事務所外芸人があふれる布陣に。別に私は吉本純血主義でも何でもないが、外国人力士が上位を占めた番付を見ている気分になる。とはいえ言い方や間を含めて笑いを勝ち取っていく闘い方は、技術よりパワー優先の感はあれど結局のところ回答は面白いのだった。キングオブコメディ・今野への採点が辛く思えたのも、バナナマンが2割増しでウケていたような気がするのも、好角家気取りの余計な感慨である。
この日惜しく思えたのは、次長課長・井上の対戦相手となった南海キャンディーズ・山里、キングオブコメディ・高橋、バナナマン・日村の流れ。もし高橋との対戦が高橋の相方である今野だったら、ブサイクが3人かかって美男子を食い止める感動的なストーリーが生まれたのに。琴欧州（コトロッパ）を、朝潮、北勝海、子供時代の貴乃花がスリープラトンで押さえ込んだみたいな。1対3の闘い。それはガチとか注射とかの問題ではない。ただのチャリティ相撲だ。