マンガ大好き・麻生太郎が「総裁選のオレの位置って『週刊少年サンデー』あたりか?」と予測

今発売中の全国版『weeklyぴあ』でオリエンタルラジオに一日密着というライターここに極まれりな仕事をしてます。
今オリエンタルラジオを誉めるということは、勝ち馬に乗る、そしてオッズ1倍の競走馬に賭けるような行為だ。これまで捨てられたラバを育てる姿勢でお笑いを見てきたジャンクな私は、当然「たまたま売れたポッと出」の印象を頑なに守ってきた。しかし取材して分かった。皮肉でもなんでもなくモノが違う。まいった。二人ともすごいが、特に中田の頭脳が明晰なこと。芸人でも何でもないのに引導をつかまされた思いだ。数年後「やっぱり彼らはすごかった」と兜を脱いで、ついでに鎧を着る前に早々と白旗を上げておこう。どうだ、この昨日まで日本共産党員だった男がいきなり「安倍晋三も悪くないんじゃない?」と誉めだすような爽やかな右傾化は。
そういえば取材では海外安全キャンペーンのイメージキャラクターに選ばれたということで外務省の表敬訪問に同行し、麻生太郎を目の当たりする機会に恵まれたのだった。外相以上に強烈だったのは取り巻く記者クラブの仲良しぶり、鈴なりぶり、ヌケサクぶり。あいつらワム!の「クラブ・トロピカーナ」より100倍お気楽な連中だ。くしくも取材の翌日、北朝鮮からミサイルが発射。一報を聞いた奴らは、あわてて机の下に隠れたに違いない。