キュートン12〜メリークソします(シアターモリエール)

原稿をかかえてどうにもならない状況なのに、なぜか今日も劇場へ。2日連続で訪れたシアターモリエールは、昨日はチュートリアルのトークイベントの女性客で埋め尽くされて白い肌のような装いだったのに、今日は薄汚い野郎がそこかしこに点在し紫の湿疹が咲き乱れていた。そして当たり障りのなかった昨日のトークに対して、今日は当たりと障りしかない。
舞台は小道具を巧みに利用したオープニングコント(今回は生理用品)、出演者による個別クソ芸、エンディングで客席への何らかの投下(今回は白いブリーフ)と、完全にフォーマットが定まった模様。唯一の変化はしんじの露出が回を重ねるごとに増え、座長=増谷キートン・看板役者=しんじの体制が生まれつつあるということぐらいか。世界のどこを回っても石を投げられる大衆演劇の誕生だ。
ちなみに私が勝手に選定した今回のMVK(Most Valuable クソ芸)は、麻原SHOW-COWのコスプレで「SHOW-COWのテーマ」を歌い上げたくまだまさしとヤリチンキャラで登場するや女性客に「ねえ、君のマンペ聞かせてよ」と語りかけていたBコースのハブです。