カリカはM-1に出たいです!(ルミネtheよしもと)

この数ヶ月、毎回2本のネタを月2回かけてきた漫才ハードツアーの打ち止めライブ。十数組出演した中で目を見張るような新機軸はなかったが、ひとつの謎を4分間延々と引っ張る手法をモノにしたカナリアの安達がM-1用に隠し玉を持っていそうな気配がして大変気になる。たぶん相方のボンは手ぶらだ。
それより興をそそったのはMCのBコース・タケトが力説していた「現役NSC生に入学以来、授業中も合宿中も肩に腐葉土の袋を背負い続けている33歳のギャル男がいて、でもネタやる時だけ袋を下ろす」と力説していた「ルミカ」という新人。これはすごい奴が現れた。麒麟枠ならぬ土建枠でM-1戦線に緊急参戦である。腐葉土の袋をかついで舞台に駆け出すルミカ。その後ろから相方はセメント袋を背負って登場……これは漫才ではない。ただのJVだ。