バカリズム単独ライブ「科学の進歩」

言葉のセンスというスコップ一本で金脈を掘り当てるバカリズムの単独は、とんでもない奇岩地帯に連れて行かれるのかと思ったら、普通の鉱山に招かれた印象。もちろん石だけではなくて、幕間の科学ポエムや、ひとつのフレーズを積んでは壊すような「WARUYONO!」など、いくつか金塊も転がっていた。
エンディングで挨拶に登場したバカリズムは、もっとも客の反応が大きかったニュースキャスターのネタについて「キャスターの斜め前、本当にディレクターがいる気で芝居してますからね」と説明。私はそこに元相方の松下がいればいいのにと思った。最後にどうでもいいけれど「トツギーノ」と「トップリード」は結構似ている。