立川談笑月例独演会(お江戸日本橋亭)

冒頭の枕が結構ずぶずぶのまま1時間も続いたせいか、肝心の噺「ぞろぞろ」「青菜」でところどころ寝てしまった。こんな私にとやかく語る資格などない。それはそれとして「デカい図体」「早稲田大学卒」「顔の系統が同じ」「異端児の天才」の要素が重なって、立川談笑がマッスル坂井がダブって見える瞬間が何度かあった。談笑による「立川談志が最近復調した」という情報も、名跡を譲って本名に戻る円楽をシバきにいくためのアングルかもしれない。