ジューシーズ単独ライブ「和太鼓和尚のまんじゅうの角」(北沢タウンホール)

komecheese2009-08-10

最近勢いを感じるジューシーズの単独へ。単独になると「新しいことやらなきゃ!」スイッチが入り、普段のボケ−ツッコミ路線をはずしたネタに踏み込んだ途端、失速どころか錐揉みで墜落していく若手をたんまり見てきたが、ジューシーズは例外。東京に対するネジのはずれた妄想を大映ドラマばりに舞台化した「東京」、ネコがミッキー・ロークに劣るとも勝らないパンチを繰り出しあう「猫ボクシング」、あとライブの随所で無意味に熱唱するキマグレン。ワケが分からないネタも面白かった。
しかし赤羽が「可愛くて面白いデブ」、松橋は「若くてイキのいいヤツ」と解釈できる中、ツッコミの児玉だけ、若手にしては老成してるし、三十路の手前にしてはいい体してるし、ツッコミにしてはボケしろがありそうだし、ボケの二人を操ってる気配もないし、なんとも不思議だ。ただウィキペディアで見かけた「9期生一の変態」という情報だけひどくしっくりくる。(一服するなど、しばらく時間を置いて)うん。これはしっくりくる。