ユリオカ超特Qのおしゃべり検定(池袋3-tri-)

RGが立命館大学プロレス同好会の先輩であるユリオカ超特Qと相まみえると聞いて、国境なきRG査察団を自認する私は池袋へ。
BVDの白いVネックに白い短パンという海老蔵の普段着を十二分に意識したRGは、当然歌舞伎ネタに走ることはなく、T-SQUAREの口TRUTH、女子十二楽房を軽くキメると、a―haの「Take on me」にのせた海岸あるある、イエローモンキーの「JAM」にのせた岐阜県あるある、カルロストシキとオメガトライブの「君は1000%」にのせた椅子あるある、RGあるある中興の祖とでも呼ぶべきバービーボーイズの「瞳を閉じておいでよ」にのせた手羽あるある、そして客のほとんどが原曲を知らず一気に会場に凪の空気が流れたチャゲ&飛鳥の「狂想曲(ラプソディ)」ののせたチャゲアスあるあるなどなど、調査の結果「アメトーーク・RG同好会」を半分も見ていないことが判明した客層に対して、怒涛のあるあるラッシュを注入した。
さらにネタの後はホストのユリオカとのトークが1時間近くも。プロレス話が少なかったのは残念だったが、RGあるある誕生ヒストリー、「アメトーーク」の反応といった貴重な話が満載で、RGジャーナリストの私としては至福のひと時だった。
それにしても会話の端々に「アメトーークの翌日、何の用もないのに渋谷を徘徊した」「最近、アラフォーのマスコミ女にモテる」「HGブームのレールを引いたのは俺」「僕が洋楽を盛り立てたい」などの増長が繰り返し迸るのを見てると、やはりこの人からは目が離せないと思う。特に「手羽あるある」に入る前、「この手羽あるあるはですね、大人計画松尾スズキさんが・・・あの、オカンと時々なんとかっていう東京タワーの映画撮った人ですよね? その人がTVブロスで絶賛してくれたんですよ。まあ、小劇団の人ってこの程度で笑うんだなって」という紹介は、粗相、増長を通り越して、いよいよ“悪”の域に手が届きそうな気配だ。
そろそろ発車の時刻がきたようです(これからユリオカ超特Q主催のライブに行った時はこの終わり方を採用)。