さらば青春の光のライブ〜東京上陸大作戦〜(新宿角座)

今まで見たコント数本が全部面白かった、松竹の若手・さらば青春の光。何の予備知識もないまま、焼肉の煙立ち込める新宿角座へ行ってみる。「初単独」とあるので東京の初単独かと思ったら、拠点である大阪をひっくるめての初単独とのこと。日本のプロ野球で勝負せず、いきなりアメリカに渡った田澤みたいなものか。
そんな声質・佇まいが松竹のツッコミ然とした東口と、小さいスキあればボケたがる関西若手特有の面構えをしている森田のコントはどれも目端が利いていて、特に校門で先生が生徒をつき返すコントが理不尽な導入部からどんどんひずんでいって面白かった。
ライブが終わった二人は爽快な顔をして、「東京でこんなに人が入るとはなー! 大阪帰ったらプリンセス金魚に教えんと! ボルトボルズに教えんと!」と森田が興奮気味に大阪の仲間の名前を連呼。私が知る大阪松竹情報は全て「森脇健児の楽屋噺」経由なので、「おねだり豊やユースケ・アルバチャコフ、あとゼンジー・一億師匠には教えなくてもいいのかな?」と勝手な心配をする。ところで田澤は最近何やってるのだろう?