タモンズ60分漫才(シアターブラッツ)

伸び盛りの若手2組の単独へ。「ツッコミが冴えている」を共分母に、分子が「ボケ担当・小浜がやんちゃ」がトンファーで、「ボケ担当・安部の視界がやんちゃ」がタモンズである。数年後、コンビが足を止めて互角に打ち合っていそうな波の高さをトンファーに感じる一方、タモンズは相変わらず大波のツッコミがキレキレ。売れてないし中央では無名なのにツッコミはキレキレ。まるで厚切りトーストを磨きまくった刺身包丁で切るような不相応キレキレ感。漫才中に何度も歌っていた川本真琴の「1/2」もキレ味鋭い曲のような気さえしてくる。で不相応キレキレ感ってなんだ。