ズッコケ三人組がコシノ三姉妹で映画化決定

まだ続いていたとは。そして完結を迎えるとは。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20041130i506.htm
なんだかんだ言っても私の読書原体験としてすぐに思い浮かぶ書籍である。小学校の図書室で『ズッコケ三人組』と舟崎克彦の『ぽっぺん先生』、それにまどみちお詩集や、笹沢佐保勝目梓西村寿行が書いた講談社ノベルズのエロい部分だけ貪り読んだものだ。
20年も前はキャラクターが未完成で、まだハチベエハカセ・モーちゃんという名称も定まってなかった記憶がある。確か当時は偽教頭・女スパイ・クローン羊の三人組だったのではないか。
最近のタイトルを見ると『ズッコケ驚異の大震災』と時事ネタに挑んだり、『ズッコケ三人組ハワイに行く』と高度成長期並みのゴージャスさを取り入れてる模様だ。『ズッコケ三人の神様体験』なんて『ガラスの仮面』の美内すずえ先生が原作かもしれない。
私が愛読していた時、内容はずっとシンプルだった。『それゆけズッコケ三人組』『とびだせズッコケ事件記者』『ズッコケバンド大結成』『ズッコケ三人組スイートルーム壊して大はしゃぎ』『ズッコケ三人組ファーストツアー”ずっとコケティッシュで”』『ハチベエ20000字インタビュー”もうズッコけてる場合じゃないから”』『ズッコケ三人組印税権をめぐって骨肉の争い』『ポリス解散』
それにしても挿絵のイラストレーターが亡くなって交替した事実にも驚く。次は鈴木英人片岡鶴太郎水墨画で。