Tシャツ・ラブ・サミット(科学技術館)

Tシャツを物色しに会場へ向かうと、インディーズ系芸人によるネタ見せ・サバイバーシリーズが行われていた。よく見ると超新塾、チャンス大城、ハリウッドザコシショウなど、大阪NSC(11〜16期生)出身者が勢ぞろいではないか。この時期の卒業生は立派に成人して現在吉本でポジションを得ていたり、飛石連休やクワバタオハラのように血の通じた庶子として活躍する者も多い。そんな境遇の中、いつものキチガイ一人コントを繰り広げるチャンス大城、アシュラマン漫談で挑んだザコシショウは、トイレに捨てた吉本の血というか精子が海へと流れ、いろいろな物語を経て波光として煌いているように見えた。私は満足してTシャツを買わずに会場を後にした。