SWA「ブレンド・ストーリー2」(本多劇場)

平日昼公演でチケットに余裕があったため、初めてSWAに足を運ぶ。「廃校になる小学校」をモチーフに4人の噺家が微妙に世界のリンクした落語を作る構成で、オープニングのフリートークがもっとも面白かった。と当たり障りのない感想を抱いていたところ、夜の公演も9割方同じトークをしていたことを知る。つまり後の噺の中でフリートークのエピソードを盛り込む行為を即興に見せるための仕込みだったわけだ。その自然すぎる演技に感心。みなさん、もはや落語家のアドリブが堪能できる場はライブにはありません。残されたのは『笑点』だけですよ!