カリカ単独ライブ「しゃべるコント」(博品館劇場)

最後、林が龍として劇場を飛び出し、家城が叫んだ瞬間に押し寄せるカタルシス。2005年の「カリカコント」以来、久しぶりにカリカの舞台で鳥肌が立った。やっぱりカリカはすごい。すごすぎる。途中、ガリトチュウに王座を奪われそうになる波乱もあったが、私の中でカリカは10年連続キングオブカリカだ。小金をたくわえたらしい二人のせり出た腹、単独がDVD発売につながらず報われない感じも孤高を際立たせてまたよかった。このブログで約8万回、「カリカの家城とゆらゆら帝国・坂本は顔と声だけでなく、世界観も酷似」説を唱えてる私にとって、今回のライブは『空洞です』に他ならない。