グローブの親指〜低予算でできる企画を考えました〜

バッファロー吾郎と東京吉本のプロパー若手勢によるライトな大喜利イベント。特に輝いていたのは、ワンパクな回答を気ままに放出し、調子の乗り方やフリップに書かれた平仮名の多さも手伝って小学5年生にしか見えなかったPOISON GIRL BAND・阿部。「戦争」を隠れテーマに文章を足して足して足して笑いに結びつけるものの、文字数が制限された途端、金縛りにあったごとく大人しくなったグランジ・佐藤。そしてTシャツが可愛いライス・関町。極めつけはピース・綾部で、司会陣とのからみや場のつなぎで如才のなさを発揮するが、回答がGのない小惑星でスケートをするほどよくスベり、舞台・客席ともに求心力をみるみる低下させていく様が肉眼で確認できたほどだ。この4人が、横道に逸れた回答と芸人に対して異常な嗅覚を働かせるバッファロー吾郎・木村から「キッズコース」を命名されていたことは言うまでもない。ゆとり教育の弊害がここに。