我らの高田”笑”学校〜しょの三十四〜(紀伊国屋サザンシアター)

浅草キッドの漫才が見たくなって、初めて高田”笑”学校へ。キッドの漫才を見るなんて浅草お兄さん会かTOKYO FMホールで開催された2時間漫才以来だろうか? 酒井法子裁判に芸能界麻薬逮捕者列伝を盛り込んだネタは案の定の完成度。ダウンタウン・松本の出現以降、映像と飛躍が笑いの標準文法になったが、キッドの中心にあるのは活字と連鎖だ。久しぶりに水道橋博士言うところの「漫才=風に描いた文学」に圧倒された。
なお最後の告知コーナーに登場した東貴博が「明日、Take2としての仕事があります」と告げると会場は拍手喝采。翌日にニュースサイトを確認すると、その仕事とはディズニーDVD発売記念イベントで、新聞社によっては子役の加藤清史郎くんの写真&コメントだけ使われていて、Take2の二人は見事に見切れていた。いい仕事してる。