レオちゃん第3回単独ライブ「グレムリン3」(劇場バイタス)

ダイナマイト関西』の素人予選に参加した時、プロのオーラをバリバリ発散させる回答を連発していて、それ以来個人的なアイドルとして輝くレオちゃんの単独へ。
描線もコマも崩れた4コママンガのようなショートコントはどれも面白く、特に最後に披露したネタ「ジョギングの途中、ビルの屋上から怪物が下りてくる」は屈指の出来。同様の味覚のコントでミニマムに評価される永野のように、もっと注目を浴びていいと思う。しかし永野の単独にはここぞのタイミングでバカ笑いしてやろうとギラギラしてるアッパーな客が群がるのに対し、どうしてレオちゃんの単独には私を筆頭に薄汚くてテンションの低い草食男子以下の植物野郎が目につくのだろう? もちろんその冴えない環境も高評価だ。とりあえず今回の単独は『グレムリン2 新・種・誕・生』を超えたことだけは確かである。