ジューシーズDVD収録ベストライブ「パウダー、吸盤、モッツァレラ!」

ジューシーズのベスト盤的単独へ。幕間に流れた「児玉が企業のカスタマーセンターに褒め殺しの電話をする」音声があまりに面白くてのけぞる。当惑を隠せない通話相手(一人は外人)に対して、食い下がる児玉の間、語彙、トーン、そこはかとない変態性、全てが抜群で「THE・児玉」とでも言いたくなる出来だった。ジューシーズは赤羽と松橋の飛車角が、王将の児玉を支えるトリオなんだなと再認識する。意外に王将だけだと心もとない存在であることを含めて。
なおいつもおふざけが過ぎて2時間を平気で超える単独が、DVD収録でちゃんとこなした賜物なのか弊害なのか、ほぼ1時間半でエンディングへ。その際、最後に流れる映像の「協力」の名前の中に、「マラソンマン」を見つけた。一週間前のライブで井下好井・好井が「芸歴3年。38歳。身長144センチだけど家族では一番大きい」と語っていた、あの! 相変わらずそそる! が、一体どこに出ていたのか分からなかった。だって動いてる姿を見たことないから。