囲碁将棋単独ライブ「湘南Septembar」(よしもとプリンスシアター)

ここ3年ほど単独で新しくて面白い漫才を量産し、客の期待値に満額回答を出し続けてきた囲碁将棋の、いつもの濃さに比べるとやや薄味な銘柄ストップ高ライブ。それでも相変わらず囲碁将棋漫才の天守閣・歌ネタはどうにもこうにも冴えまくっていて、漫才中に切った前髪を振り乱すことなく瞳孔をパリパリ開いてカタカナ英語を歌い上げる根建を見ていると、面白い事実は何も揺るがないと思うのだった。ディズニー風の廉価コントに客演していたスパイク・松浦が今日も今日とて達者だった。エンディングに登場したタモンズ・大波がさりげなく前に出て元気だった。タモンズ・安部は警備のバイト勤務のため姿を見せなかった。