平田容疑者談「ずっとストロング・マシンのマスクをかぶってました」

みなさん、こんにちは。
今出ている『Quick Japan』でジャルジャル、我が家、ハライチ、キャイ〜ン×アンタッチャブル山崎、「セッシャー1」制作者、あと先月に出ていた『プレジデント』で立川談春柳家喬太郎サバンナ高橋、あと『プレジデントファミリー』で黒田知永子のインタビュー記事書いてます。もしくは書いてました。以上敬称略。
更新が滞っていたのは12月ただただ仕事してたからです。1日15時間、塔の下で仲間と柱を回して、報酬として知らない国の通貨をたくさんもらいました。仕事の成果は4月に世に出る予定なので、しばしお待ちを。
年末年始もっとも笑ったのは、実家に帰って辺見庸の『反逆する風景』を読み返した時のこと。例のすこぶるタイトな文体で、「バングラディッシュダッカの繁華街ど真ん中で、白昼、おっ立ったイチモツをさらしてる男を目撃した」体験談を書いていて、クライマックスの一文が、
「あえやかな色のそのものは、いまは半球状の鏡となって、ぼんやりなにかを映している。肉の鏡は、うち湿った首都の空を映じていた」
ポコチンの先にダッカの空を見る辺見庸。さらにこの後、自分の顔まで見てしまうんだからすごい。すごすぎる。皮肉でもなんでもなくこれぞ「文学」だ。
亀頭の先に賀正と書く元旦(亀田山頭火)。今年もどうぞよろしくお願いします。