集英社総合誌「kotoba」の不定期連載「無名の名・芸人伝」で(運よく第2回目に!)福島県在住芸人・母心を取り上げてます。
「福島芸人による出稼ぎライブ」の触れ込みに惹かれて下北沢の劇場を覗いたのが昨年の今頃。原発ネタに衝撃を受け、福島県出身でないことに驚き、さらにルーツが東京吉本にあると知った瞬間、私のお笑いリビドーはパンパンに怒張していました。芸人関係の原稿を書いていて、なかなか“震災後”とリンクしないことに忸怩たる思いだったのですが、今回はひとつの形を示せたかなーと。
ちなみに母心は来週行われる、みなさんご存知、ナイツ、ロケット団宮田陽・昇ホンキートンクなど、寄席ではジジイババアを手のひらで転がしまくっている漫才協会若手四天王を輩出したことでおなじみの漫才新人大賞に参加。見所は「大賞獲るかどうか」ではなく、「司会の爆笑問題に刺さって、「爆笑問題カウボーイ」で話題になり、タイタンライブに呼ばれるかどうか」の一点です。
あと『Quick Japan』で2700、松尾貴史板尾創路ピエール瀧の連載対談原稿も書いてます。敬称略ながら興味ある方はご一読のほどを。