「東京vs大阪 若手芸人魂のネタバトル」「東京vs大阪 若手芸人炎のトークバトル」(北沢タウンホール)

大阪若手が数組出演する、2公演連続ライブへ。プリマ旦那・野村が漫才で見せる宮迫博之系の達者さ&何回見ても見慣れることがない私服のざわつくニュアンス、ガヤの中にいるGAG少年楽団・宮戸の的確すぎる振舞い、以前ルミネの舞台で結構な歓声が上がったのは一体何だったのか深い謎が残る、バイク川崎バイクに対する観客のしっとりした反応、あと東京勢では私がお笑いを四半世紀見てきた中でもっともIQが低い部類に入ること必至のインポッシブルによる地獄の料理教室コントなど、たくさんの見所があった。
なお17:30からの公演は、中途半端な時間のスタートなのに、結構人が入っていて感心していると、MC中山功太が客の素性を洗い出した結果、約半分がNSCの生徒であることが判明。「つまりこのライブは、NSC生を笑わすライブなんです」という英語の例文のような功太の一言に、そこに追加する言葉も削る言葉も私は何ひとつ思いつかない。