さんま御殿、明石家マンション、さんまのまんまは1LKって、部屋フェチか

踊る!さんま御殿!!』で目の当たりにした衝撃の光景。テーマは”変えたくない私のやり方”で、明石家さんまはフリーキッカーとしてダチョウ倶楽部リーダー・肥後を指名した。
「僕はメンバーの上島をビックリさせるのが好きで。収録終わったあとに上島の先回りをして、楽屋に入って電気消すんですね」
この時点でさんまはヒャーヒャーと鳥類特有の声を上げている。
「何分でも待ってられるんですよ。暗い中、正座してずーっと待って……上島が楽屋に入ってきてもまだいかない。で、上島が入ってきた時に」
肥後の話は運びといい、長さも適度で全く問題なし。さあいよいよオチのフレーズを発するというその時、カメラが抜いたのは、左手の指先をぼんやり見つめていたさんまが小声で「……ああッ」と我に返る瞬間だった。
再び肥後「(カン高い声で)パパパパパパー!って驚かすんです」
何事もなかったようにさんまはいつものオーバーリアクション&ロボットダンスで大爆笑。何だったんだあれは。それまで時化パワー全開だったさんまに訪れた、おそろしいほどの凪ぎ。何度もビデオを見返しているが、どう見ても「さんまさん、僕の話聞いてくださいよ!」とツッコミを呼び込む誘い水ではなく、本当に一瞬、意識が涸れあがっているのである。さんまという魚にあるまじき歴史的旱魃
おそらく大河に匹敵するさんまの芸歴でも、今まで見せたことのない種類の綻びだろう。風光明媚な一級河川を見ていたら、一瞬だけ、幼児の屍が頭を覗かせたような不気味さ。タモリ鶴瓶ならともかく、どんな小さい利益も疎かにしない笑いの搾取者・さんまがこんなスキを見せるなんて。
さあ早速みんなも昨晩録画した『さんま御殿』をチェックだ(ネゴシックスは絡みに失敗したから早送り)! まともな社会人は誰もビデオ回していないのか。普通はテレビ東京の裏番組『教えて!ウルトラ実験隊』を録画してるの?