銀シャリ東京初単独ライブ「ギンギラ銀にシャリげなく」(ルミネtheよしもと)

銀シャリの東京単独がキャパ500人弱のルミネと聞いて、「どう考えてもスカスカだろ? しかし『銀シャリのbaseベイベー』を欠かさず見ている身としては客席を少しでも埋めなければ」とばかり劇場に駆けつけると、平日19時スタートなのに立ち見が出るほどの満席。嘘でしょ。私が知らない間に『エンタの神様』か『生活笑百科』でブレイクしていたのだろうか?
会場での女子ファンの声に耳を澄ませると、銀シャリそのものを推してるというより、「M-1」への期待値が力点、baseよしもとが支点、銀シャリ作用点として機能しているようだった。この推測が確かならば、銀シャリはもちろん面白いけれど、ウーマンラッシュアワーでも見取り図でもモストデンジャラストリオでも代替可能ということである。銀シャリにはファンからの推力がそのまま働くコンビであってほしい。そんなもろもろを含めたライブの感想は「橋本の口跡がすげえ」「配布されていた『鰻先生の6コママンガ劇場』の画素が粗え」。