EAST MEETS WEST〜若手芸人東西交流戦〜(よしもとプリンスシアター)

大阪吉本のイキのいい若手を東京吉本のほどよく熟成した若手がネタとコーナーで迎え撃つライブ。ジャルジャルが登場した時の歓声の大きさ、前列を占めるお姉さんファンのルックスの良さ、そしてそのヤリヤリな感じに圧倒的な人気を実感する。その他は漫才でミスした際のかまいたちの処理能力の高さ、凄腕と言ってもいいピース・綾部の仕切り、何の事前情報もないのに大阪の若手が目を離せなくなったジャングルポケット・斉藤の存在感などが見所。
さてこのライブ、baseよしもとの中でも超若手が混ざっていることがお楽しみで、今回招かれたのは自称「大阪のお笑いインディーズ界を騒がせているコンビ」見取り図だった。前回は仕事が重なったため、大阪の事情通によれば「若手の中でモテようというゲスさに関しては群を抜く」と噂のウーマンラッシュアワーを見逃したのが非常に残念だ。そういえば先日、たまたま見ていたテレビで島田紳助が「こないだ家でボーッとテレビ見ててん。そしたらたまたまウーマンラッシアワーというヤツらの漫才を2分だけ見たんやけど、完璧やったわ。あの2分だけだったら、俺、M-1の決勝で93点つけてるな」とコメントしていた。それを聞いて、数年前、紳助がやたらオオカミ少年を評価していたことを思い出す。