酢もの食う人びと

集英社の雑誌『kotoba』で、「無名の名・芸人伝/コラアゲンはいごうまん」というノンフィクションを書いてます(「無名の名・芸人伝」は一応、不定期連載の枠に滑り込んでる模様)。
どんな媒体であれ、自分が書くものは編集者と読者を満足させる「仕事」だと全力を尽くしてやってきたわけですが、今回の原稿は自分の責任で取材したいように取材して、書きたいように書いた「作品」なのかなと。賞賛を受けるでも非難を浴びるでもいいから、一人でも多くの人に読んでもらいたいと思う次第です。
という文章を用意してたら、雑誌の巻頭が故郷・石巻を彷徨する辺見庸の思索! なにこの文章の強度。やべー俺、つい図に乗っちゃったよ。さっきの「作品」撤回して、「冬休みの自由研究」に差し替えてください。
最近の仕事では、『Quick Japam』に「テレビオブザイヤー」座談会をまとめて、鬼ヶ島、爆笑問題のインタビュー記事、『ウレぴあ』で始まったロンブー淳「淳の休日」連載の構成、ケータイよしもとでCOWCOWのロングインタビューなどやってます。敬称略。