2011-01-01から1年間の記事一覧
『ONE PIECE STRONG WORDS』といえば、御影の書斎のコタツで膝をつきあわせて内田樹先生から話を聞けたのもいい思い出。 今『ひとりでは生きられないのも芸のうち』(文春文庫)の「不二家」化する日本を読み返して、ひどく心に刺さる。大いなる自省と自戒に…
最近の仕事を以下敬称略にて。 「プレジデント」で瀬戸内寂聴、 「Quick Japan」でバッファロー吾郎、鳥居みゆき、 あと事後報告ながら、ケータイよしもとの月刊平成ノブシコブシ、 Auのサイト・Ezニュースフラッシュでシルクのインタビュー記事書いてます。…
こりゃめでてーな・広大vsセブンbyセブン・玉城―― 東京吉本若手の地下系ライブに姿を現しては、常に狭くて偏った新作モノマネをぶっこむ二人がついに雌雄を決する時が来た。吉本アングラ界のカリスマライブ「RGvsハブ」が文字通り裸の体をぶつけあう愚直な…
とある取材でバッファロー吾郎を取材した際、話題は横道にそれて「注目の若手」へ。木村さんいわく、 「最近見てめっちゃオモロいと思ったのは、横澤夏子、人力舎所属の巨匠、北京ダックス・・・。みんな集めて『木村祭り』を開催したいですね!」 口をつい…
私が必要以上に期待しているすずらん・山本が回答席に着席するなり、「マイネームイズヤマモト。アイムジュニアハイスクールスチューデント」と鋭い眼光で挨拶。面白いのか面白くないのか、この笑いはどの方角に向かって放たれているのか、そもそもこの山本…
今出ている「サイゾー」でバカリズムインタビュー記事を書いています。 あとワンピース名言集とでも呼ぶべき『ONE PIECE STRONG WORDS(上)』(尾田栄一郎・著 内田樹・解説/集英社新書)の構成を担当しました。 こんなご時勢だからこそ、なんて言葉は軽々…
スパイクといえばボケ担当の小川が超絶的に可愛いルックスをしているため、そのうち美人芸人の代表格として語られていくのだろうが、私からするとあんなに面白い大木こだまが大木ひびきを、あんなに面白い兵動大樹が矢野勝也を引き立たせるための装置にしか…
最近、目が離せないすずらんの単独へ。山本は2時間もの間、いつものように無軌道なボケを半永久的に乱射していた。 私の記憶が確かならば、食堂のコントで寿司の会話をする山本が、話の流れと関係なく電話をかけて「もしもしー」の代わりに何のためらいもな…
バッファロー吾郎が他事務所ライブに出ている光景を見たくて劇場へ。 ホストの野田が転校してくる鬼ヶ島のコントは、三人が好き放題暴れた挙句パラパラを踊って終わる、相変わらずお笑い教科書の970ページ目に載ってるような全てがまともではない内容(野性…
『ぴあ』でダイノジのラーメントーク、ケータイよしもとの月刊スリムクラブでロングインタビュー、『Quick Japan』で『バリバラ』日比野プロデューサー×鈴木おさむ対談、放送作家座談会、爆笑問題インタビューなどまとめてます。あと『プレジデントファミリ…
大阪から来たプリマ旦那が見たくなって東西の若手が集まるライブへ。あんなに若くてあれだけ完成してるって一体なんなんだろう? そして心奪われたのは、スパイク・松浦の結果を残すためなら舞台に落ちてる塵すらもついばみそうな根性。MCとの絡みではもうガ…
東京吉本若手漫才協会とは、私の勝手な想像によれば、M-1終了後、気がつけば必要以上に漫才のレベルが上がってしまった若手芸人たちのエネルギーをかき集めて、あわよくば金に変換させようと目論むロシアンモンキー・中須が設立した協会のこと。その初ネタラ…
今週発売の「ぴあ」の楽しんご特集を担当しました。巻頭特集。そして12P。本気か!? 久しぶりに一所懸命ふざけたので、よかったら読んでください。あと今出てるものだと 「サイゾー」で吉高由里子 ローソンチケットwebで内村光良 「Agrizm」で北尾吉孝×編集…
ハブの変態性、タケトのガヤ能力、そしてナベのポンコツぶりにいよいよ磨きがかかるBコースの単独へ。普段狂ったピン芸ばかりやっているハブはトリオだと控えめにしているかと思ったら基本おんなじ。旧暦ハロウィンのコントで演じたモンスターでは、1つの…
昨年のM-1をスタジオで見て、真実は現場にしかないこと、そしてその翌日にナイツとカナリアとスリムクラブを取材して、笑いの結果につべこべ言うことは卑しい後付けでしかないことを改めて悟った。筆が重くなる。 仕事で神戸へ向かったついでに、吉本の新し…