2012-01-01から1年間の記事一覧

5upよしもとゼロメンバー東京LIVE(ルミネtheよしもと)

ジャルジャル、モンスターエンジン、銀シャリなど、大阪でオナゴをヒーヒー言わせている若手が勢揃いし、東京での反応をうかがうライブ。とにかく目を引いたのが藤崎マーケットで、私のような芸人スコアラー(無所属・無給・無意味)は「千鳥のぼっけぇTV…

「写真で一言」大喜利に使われる、マンガのように頭を抱える斑目春樹画像

先日、NHKスペシャル「3.11 あの日から1年南相馬〜原発最前線の街で生きる〜」を見ていて、ずいぶんザワザワする作りだなと思ったら『ヤノマミ』の国分拓ディレクター&菅井禎亮カメラマンだった! ナレーションが田中泯じゃないから気がつかなかっ…

すずらん単独ライブ「冬眠するクマの横でハチミツをすする」(シアターブラッツ)

ボケを10準備して舞台に立つが、乱心した末、気がつくと100のボケを散らかしている、ようにしか見えないすずらん・山本。その数値にして90の「無謀」を期待して単独へ向かうと、10準備したものを10披露していく健全なライブだった。単独が終わって数週間。本…

酢もの食う人びと

集英社の雑誌『kotoba』で、「無名の名・芸人伝/コラアゲンはいごうまん」というノンフィクションを書いてます(「無名の名・芸人伝」は一応、不定期連載の枠に滑り込んでる模様)。 どんな媒体であれ、自分が書くものは編集者と読者を満足させる「仕事」だ…

トンファーvsタモンズ「新宿漫才死闘編」(シアターモリエール)

イキのいい若手2組が漫才で鎬を削る、東京吉本の局地的ヤングライオン杯。終わってみればタモンズが3戦3勝で、前回の興行から続けて6連勝へと記録を伸ばしていた。それほど実力差があるようには見えないので、トンファーはさぞかし悔しい思いだろう。 十数…

ガリットチュウとグランジ佐藤大のコントずかん(シアターブラッツ)

先輩が後輩のメシ代を払うという若手芸人セイフティーネットの恩恵に与りながら、その先にある法律の網目をくぐり抜けるグランジ・大。そんな頼もしい男の身元引受人を名乗り出るかのように、ガリットチュウが大を迎えてユニットコントに挑むライブ。 トーク…

シソンヌ単独「シャッセ」(シアターモリエール)

あまりシソンヌについては詳しくないけれど、きっと面白いだろうという予感に突き動かされて単独へ行ってみたら、真綿でじわじわ締めつけるような面白さに軽く昇天する。露骨に乳房の形状をしたスマートフォン「パイフォン」制作発表会見と、服屋に来店した…

上方落語九雀亭(亀戸文化センター・六階和室)

いちいちここに書き残していないけれど、ほぼ毎月通ってる上方落語会へ。演目は「厩火事」と「朝抹茶」。ゲストの小宮孝泰の落語「寝床」がただただウケようという気概だけで高座に上がっていて、これがとても面白かった。本業じゃないヤツが演じてるとか、…

『立川談志の正体』出版記念落語会(浅草ヨーロー堂)

快楽亭ブラック著『立川談志の正体』を買おうとしたら、出版記念落語会があるらしく、しかも入場料1600円で本までもらえるとのこと。なんだろう、この『猿岩石日記』を買ったら有吉弘行のトークライブを見れて、鹿砦社のジャニーズ本を買ったら嵐のコンサー…

新番組『暗躍芸人! ブローカー』の司会は当然のようにミドル田カウス師匠

大阪在住のOさんが年末年始に録画した関西番組のDVDを送ってくれたのである。『オールザッツ漫才』『八方・今田の楽屋ニュース』『復活!!すんげー!BEST10』。封筒を開けた瞬間、宝石が入ってるのかと思った。よく見たら指輪の形をしているキャンディだった…

囲碁将棋単独ライブ「2・五・歩」(ヤクルトホール)

毎回恒例のオープニングの茶番が一気に肥大化し、全部が全部、囲碁将棋の面白い漫才で占められるわけではない半ライス的単独ライブ。 今回の白眉は漫才が終わってエンドロールが流れる中、舞台に現れた畑中しんじろうである。美しい演舞を本当に何の意味もな…

南極100号、それは木の洞

文書を整理していたら、2011年8月12日の「レイザーラモンRGがアイドルにひたすらネタを見せるライブ(秋葉原HDXシアター)」の書きかけのメモが残っていたので、結びだけ変えて今頃更新してみる。確か書きながら「震災後に俺は何を見てるんだろう? 何を書い…

上からマリコ。揺りかごから墓場までアリコ

今出ている『プレジデント』で松江哲明監督の新刊インタビュー記事を書いて、『ケータイよしもと』でエリートヤンキーのロングインタビューしてます。『プレジデント』は短い文字量の中にいろんな要素を詰め込んで、ライターらしい仕事ができたと自負してい…

東京吉本若手漫才協会本公演(恵比寿エコー劇場)

東京吉本若手漫才協会とは、私の勝手な想像によれば、若手芸人に流れ込むエネルギーと金をかき集めて「M-1」以降の漫才の新しい方向を作ろうとしたものの、「THE MANZAI」立ち上げによりその目的がウヤムヤになり、今は会長職を務めるロシアンモンキー・中須…

ジャルジャル10年目突入 Special Live「ジャルりまくってんじゃねぇよ!!!」(東京国際フォーラムCホール)

1500人収容する大会場でのジャルジャルライブ。当日券目当てで開演1時間前に会場へ到着するとはたして長蛇の列が。「さすがジャルジャル・・・・・・。入れなかったらどうしよう?」と並ぼうとすると、列と接続してない地点の関係者から「当日券はこちらです」の声…

サタデーナイトネタライブ(5upよしもと)

仕事で大阪へ行ったついでに、強引に劇場へ立ち寄る。昨年末の『オールザッツ漫才』も未見のまま(私の知らない間にアイロンヘッドがブレイクしていないか不安だ)、一年ぶりに覗いた若手発・中堅着のライブは充実の一言で、どういうわけか特に若手は昭和テ…

グランジvsラバーガール(ヨシモト∞ホール)

「グランジvs○○」とは、見た目のいかつさから東京吉本の武闘派、もしくは若手芸人界の黒社会という印象の強いグランジが、他事務所のコント芸人たちに次々と因縁を仕掛けることなく意外に柔らかい物腰で迎え入れ、結果、ツイッターでフォローしあう程度の絆…

Get King Live(ヨシモト∞ホール)

∞ホールの前を通ると、1000円弱の当日券で30分しか見れなかった若手のショーケースライブが1200円で1時間半に。200円弁当ですらクーポンで買い叩くクールな私はさっそく入ってみる。 ライブは20組の若手が続々ネタをかます構成で、それだけでシアターDで若…

平田容疑者談「ずっとストロング・マシンのマスクをかぶってました」

みなさん、こんにちは。 今出ている『Quick Japan』でジャルジャル、我が家、ハライチ、キャイ〜ン×アンタッチャブル山崎、「セッシャー1」制作者、あと先月に出ていた『プレジデント』で立川談春、柳家喬太郎、サバンナ高橋、あと『プレジデントファミリー…